2017年5月22日

猫町ラプソティ

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書店に並んでいたら、思わず手に取ってしまうであろうこの本は

シンガーソングライター山田稔明さん著書のエッセイ集。

前作「猫と五つ目の季節」がミュージシャン山田稔明をモデルに書かれたものであれば

今作は、正真正銘、山田さん自身の、なんの迷いもない猫への愛の本。

山田さんの住む「猫町」とそこからごく自然に繋がってゆく猫や人々の

ありふれているようで奇跡のような日々が綴られています。

山田さんの類い稀なる文章力(と、猫への愛!)のおかげで

ポチやチミちゃんの姿形やその表情、そしてその時の景色や色、風の匂いまでもが

鮮明に浮かび上がるようで、ちょっと猫町に迷い込んでしまった

隣人ような心持ちで読み終えました。

そしてやっぱり泣かされました。

(同じくらい笑いもしました)

何かわからないものに感謝したい気持ちになることがありますが

おもいは奇跡につながり、今は未来にちゃんとつながっているのですね。

ポチ、チミちゃん、山田さんに出会えてよかったね。

愛するものと暮らす人、愛するものをなくした人、愛するものにこれから出会う人

きっとたくさんの人々の心に響く1冊なのだと思います。

愛するものは、きっと目の前にある、です。

それにしてもやっぱりすごいなぁ!猫って。